市立稚内こまどり病院
院長挨拶
  市立稚内こまどり病院は、稚内の南地区の閑静な山際にあります。こまどりスキー場に隣接した広い敷地内には小川が蛇行し、古い野球場まであります。平成15年3月に国立療養所稚内病院が国から稚内市へ移譲され、45床の医療療養型病院として再出発しました。すでに開院10周年を迎え、市立稚内病院(本院)の分院としての役割を果たしています。
 分院は本院で急性期医療を受けた患者さんの慢性期入院医療を受け持ち、静かでゆったりした医療環境で社会復帰や自宅帰還あるいは介護施設入所にそなえてリハビリを主としておこなう療養型病院です。北海道一の医療過疎地域・宗谷の基幹病院である本院外来の混雑緩和のために、おもに慢性期患者さんの内科外来診療も行なっています。大型の医療器械はありませんが、リハビリテーション、臨床検査、X線撮影ができるよう技師を配置しています。
 私は平成元年に外科医長として市立稚内病院に赴任しました。平成14年4月から11年間、本院院長をつとめ、平成25年4月に分院の2代目の院長に就任しました。
 宗谷には医師をはじめとする医療人が圧倒的に不足しています。医師人口比は全国平均の半分にも満たないのが現状です。本院はつねに混雑し、急性期を過ぎた患者さんを長期間入院させることができません。そこで分院が、急性期病院と自宅あるいは介護施設の間をつなぐ「橋渡し」の病院として、お年寄りに優しい医療を提供できるように職員一同努めていきます。
 市立稚内こまどり病院院長 高木 知敬
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